製品案内

ローラーカッター

シールドマシン&TBM用カッター

長距離掘削を前提として設計された本製品群は、ベアリング、刃先をはじめ随所に、当社が培ってきた技術が投入された高性能カッターです。

チップインサートディスクカッター

刃先に超硬チップを圧入し、その側面とチップ間を硬装し刃先の耐磨耗性を高めていますので、硬質で研磨性の強い地層の掘削や大きな礫の破砕に適しております。

自社開発の硬装材は優れた耐磨耗性を発揮し、母材の摩耗によるチップの露出を防止します。これにより刃先は長時間安定した状態で掘削を続ける事が出来ます。研磨性が非常に強い地層や、長距離無交換掘削用に刃先部のカッター母材の露出を最小限にした、硬装強化型も選択頂けます。

ベアリングは、テーパーローラー型を標準仕様としておりますが、耐衝撃性に優れたフローティング型や、ラジアル、スラストの各荷重をそれぞれ専用のローラーベアリングで受け持つTR型も御座います。

リング交換型ディスクカッター

カッターリングは工具鋼で製作し、適切な熱処理を行った後刃先部に高周波焼入れを行い耐磨耗性を高めていますので、硬い岩盤等の掘削に適しています。

ベアリングは、テーパーローラー型を標準仕様としておりますが、耐衝撃性に優れたフローティング型や、ラジアル、スラストの各荷重をそれぞれ専用のローラーベアリングで受け持つTR型も御座います。

コーンタイプセンターカッター

石油掘削用ロックビットで開発された多種多様なベアリングをご使用条件に併せて選択頂けます。
カッターの形状、チップレイアウト、硬装等も、ご要望に併せて専用設計にて製作致しております。(シングル、2コーン、3コーン何れも製作致しております。)

チップインサート型
チップを突出させ、主に圧壊により地層を掘削します。
チップの選択により掘り起こし効果を付加し掘進性を向上させる事も可能です。

スチールツース硬装型
スチールの刃先を硬装する事により安価でありながら、優れた耐磨耗性を有するカッターです。
軟質地層の掘削に適しています。

ディスク型
ディスク型は掘削対象に刃先全周で同心円状の圧痕を刻み、表面剥離を連続して発生させて破砕します。
玉石の多い地層や礫層に威力を発揮します。

リング交換型センターカッター

カッターリングは工具鋼で製作し、適切な熱処理を行い、刃先部表面から芯部まで全体を同一硬度とし軸受機能を持たせています。
ラジアル及びスラストベアリングに耐カジリ性に優れた軸受合金を採用し、大きな衝撃荷重に強く高い周速も適しています。

※カッターリングは軸受と一体型の為、掘削現場でのリング交換は出来ませんので交換の際はお申し付け下さい。